- 2024.08.02
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介護者のつどい&介護者教室を開催しました
7月30日(火)信州新町福祉センターで、介護者のつどい&介護者教室を開催しました。
まず最初に排泄ケアについて衛生用品を扱うメーカーによるおむつの当て方の実演をしていただき、尿漏れの防ぎ方を学びました。身体の状態や状況に合わせた、おむつや尿取りパッドの紹介・展示、肌トラブルのケア、消臭対処などのご紹介をしていただきました。
次に「今から考えるもしものときのこと・家族の心づもり・わたしの心づもり」をテーマにグループワークを行いました。長野市社会福祉協議会「おひとりさま」あんしんサポート相談室に講師をお願いし、グループワークでの助言をしていただきました。
・介護されている方の想い・望みを聞いたことがあるか
・治療についての想い・望みを聞いたことがあるか
などについて、それぞれ経験されたこと、困ったこと、感じていることについてディスカッションしました。参加者の皆さんのそれぞれの想いに共感したり、はっとしたりであっという間に時間が過ぎてしまいました。
講師の先生方からは、「普段から話しておくことが大切。もしものことを言うタイミングが大事。急に改まって話すより、なんとなく集まった時や、お盆、誕生日等寄ったときに身近な人に自分の思いを伝えるとよい。そして、ノート、エンディングノートなどを活用し記録に残し、記録の存在を、家族や親しい人、ケアマネなど誰かに伝えるとよい。もしものときを考えるときは、昼間、精神状態が良い元気な時に考えることをおすすめします。状況によって想いも変わってくるのは当然。その都度何度でも話をすることが大切。」とアドバイスをいただきました。
最後は昼食交流会です。福祉センター前所長さんによる、手打ちそばに舌鼓をうちながら笑顔がいっぱいの交流会となりました。(地域包括センター スタッフ)